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矢野 亮, 2026/03/22 15:36
事業計画書¶
作成日: 2026年(令和8年)
連絡先・基本情報¶
- 事業所名: アートセンター「ウクライナ文化の箱庭」
- 代表者名: アロナ・チジェンコ
- 郵便番号: 779-3602
- 住所: 徳島県美馬市脇町大字猪尻字西分143番地
- メールアドレス: chyzhenko.ucg@gmail.com
- 電話番号: 070-8480-4055
- 公式サイト: https://www.ukrainian-culture-garden.jp/
- Instagram: @ukrainian_culture_garden.jp
- 駐車場: 無料駐車場あり
-
開館時間: 11:00 - 16:00
- ※現在は定期的な開館スケジュールを設けておらず、季節やイベント開催に合わせて開館。
I. 企業概要¶
1. 企業名等¶
- 代表者名: アロナ・チジェンコ
- 企業名・屋号: 株式会社ウクライナ文化の箱庭
- 所在地: 徳島県美馬市脇町大字猪尻字西分143番地
- 設立年月日: 2026年5月22日
- 資本金: 300万円
事業内容¶
- ウクライナの現代アート作品の展示、販売、および関連グッズ販売 三ヶ月おきに入れ替え
- 体験型展示 現代アートの一部
-
ウクライナの伝統的芸術作品、伝統文化関連作品の展示、販売、および関連グッズ販売
*. アート作品、関連グッズ、伝統的工芸品のオンライン販売 - ウクライナの歴史と文化紹介の講義 アートセンター内または出張
- 創作ワークショップ 伝統工芸、または現代アート作品の制作体験
- 映像作品、舞台作品の鑑賞イベント企画
- アートイベントの企画運営
2. 経営者の経歴・資格¶
ウクライナの首都、キーウのヴィクトリア・ブルラカ現代美術学校での在学中から、アーティストの管理、アシスタント、イベントの管理運営をする仕事をする。
卒業後、今は戦争で破壊されてしまった街、マウリポリではスタートアップ・ゴーゴルフェスティバル19の開催を通してフェスティバルコーディネーターとしての経験も積み、その後、キーウの現代アートギャラリー トリプティクアート や現代美術センター M17 で業務経験を積む。
戦争が始まり、ポーランドに避難していた3ヶ月間の間も、ワルシャワの現代アート美術館での滞在や、オロンスコのポーランド彫刻美術館での滞在を通して経験を積んでいく。
日本の、ウクライナ難民受け入れプログラムを活用し、岡山県総社市へ移住。その後も
-
ウクライナの文化を紹介する文化コーディネーターとして、講義とワークショップを多数開催。
-
日本にいながらも、戦争のためウクライナから出ることができない、ウクライナの男性アーティストのスウェーデンのビエンナーレへの展示のための運送、設置手順、スケジュールと報酬管理をオンラインで行う。
-
日本での活動を通して、東京の調布市文化会館 たづくり でのピンホールカメラアート展で、アーティスト兼講師としても呼ばれるようになる。
など、日本の地方都市にいながらも活動の幅も範囲も広がっていった。
自身のキャリアアップとしても、さらには戦争が継続していく中での、日本でウクライナ文化を知ってもらう重要性と需要の手応えもあり、ウクライナのアートセンターとして創業し、ワークショップや文化紹介だけではなくウクライナでの活動の経験を活かし、イベントの企画運営、アーティストの支援やヨーロッパとのアーティスト、アート作品の行き来の手配まで可能な形態として活動の幅を広げる動きを開始する。
<経歴>¶
- 2018年 - 2019年: 管理・アシスタント・コーディネーター(ヴィクトリア・ブルラカ現代美術学校 / ウクライナ・キーウ)
- 2019年02月 - 05月: フェスティバルコーディネーター(スタートアップ・ゴーゴルフェスティバル2019 / ウクライナ・マリウポリ)
- 2020年03月 - 現在: アートマネジメント・代理人(アーティスト:ヴァルデマール・クリュースコ / ウクライナ・キーウ)
- 2020年11月 - 2024年09月: ウェブ管理者(現代アートギャラリー トリプティクアート / ウクライナ・キーウ)
- 2021年11月 - 2022年02月: プロデューサー・管理者(現代美術センター M17 / ウクライナ・キーウ)
- 2022年09月 - 2023年09月: 文化コーディネーター(総社市役所 / 岡山県)
- 2024年05月 - 2025年01月: アーティスト(調布文化コミュニティ / 東京都調布市)
<資格・修了プログラム>¶
- 2024年: 起業家育成・投資・技術促進プログラム修了(UNIDO日本・バーレーン事務所、国際起業イノベーションセンター主催)
- 2024年: 「クリエイティブビジネス戦略のための文化コード」修了(ハウス・オブ・ヨーロッパ、ゲーテ・インスティトゥート・ウクライナ主催)
- 2021年: UA/UK アートビジネススクール・プログラム修了(ILTIスクール主催、英・宇のアート市場専門家による30時間コース)
- 2018年: ヴィクトリア・ブルラカ現代美術学校修了
- 2012年: 国立航空大学(キーウ)建築学部 卒業(建築学士号取得)
3. 起業の動機¶
2023年に岡山県立大学で講演を行った際、多くの学生がウクライナを「戦争」のイメージでしか捉えていない一方、その歴史や文化に強い関心を持っていることを知りました。
現在、日本におけるウクライナ研究はソ連時代の書籍情報に依存している側面があり、最新の知見や実体験に基づく情報が不足しています。私は、芸術や文化活動を通じて、「戦争だけではない」ウクライナの真の姿を伝えたいと考え、本センターを設立しました,。
II. 事業内容¶
1. ビジョン・目標¶
ウクライナ文化への理解を深め、芸術を通じて強いつながりを築きます。キエフ・ルーシ時代からの国家成立や独自の発展、文化、言語といった歴史的事実を発信することで、「ウクライナはロシアの一部である」という誤った認識(神話)を覆すことを目指します。
2. 事業コンセプト¶
(1) 商品・サービスの内容¶
- 文化・教育イベントの企画運営(講義、伝統工芸ワークショップ、展示会、映画上映),
- 日本語訳ウクライナ文学の紹介、企業向けイベントや季節のフェスティバル(クリスマス等)の企画,
(2) ターゲット客層¶
- 年齢: 35〜65歳
- 性別: 男女問わず
- 収入水準: 月額 100,000〜400,000円
- 教育水準: 高校卒業以上
- 属性: 日本人および海外からの観光客
- 場所: 徳島県美馬市、四国、日本全域
- 季節: 通年
(3) サービス・商品の提供方法・仕組み¶
自社施設でのイベント開催に加え、外部パートナー(ギャラリー、大学、フェスティバル)との連携を通じてサービスを提供します。
3. 現状分析等¶
(1) 業界のトレンド・市場規模¶
- トレンド: 日本におけるウクライナ文化市場は、連帯感やレジリエンス(回復力)への関心を背景に、教育・芸術・歴史分野で成長しています,。
- 市場: ウクライナ美術品の総売上高は1.5倍に増加し、海外ギャラリー数も70%増加するなど、世界的に関心が高まっています。
(2) 競合の状況¶
- 他国文化施設: フランス文化センター、ドイツ文化センター、韓国文化院などが先行例として存在します。
- ウクライナ関連: 現在、日本において恒久的な施設を持つウクライナ専門のアートセンターはUCG(当センター)のみです。他団体は非営利(NPO)が多く、施設を持たない等の制限があります,。
- 地域環境: 美馬市の歴史的な通りや博物館、伝統美術ギャラリーと隣接しており、これらとは競合ではなく**「補完・相乗効果」**をもたらす関係を目指します。
(3) 自社・事業の強み・優位性¶
- 立地: 都市部のような激しい集客競争を避けつつ、歴史的施設が集中する美馬市で独自の存在感を発揮できる,。
- メディア: 地方都市であるため、大都市よりもメディアの注目や話題性を得やすい。
- 体験価値(インプレッション): 日本の伝統文化とは異なる、新しくユニークな異文化体験を提供できる。
- 不動産: 自社ビルと駐車場を所有しているため、賃料負担がなく、固定費を抑えた安定運営が可能。
- 国際連携: 欧州の助成金制度による資金調達が可能であり、海外からのゲスト招聘など国際的なネットワークを活用できる。